紙工作が終了したのと、わりと体を休めることができてちょっと楽になったので、あれこれ。
必修科目の履修漏れ問題で、一部の高校では補習が始まった。多くは受験に影響の少ない日時や方法を検討しているが、余りにも膨大な補習が必要な生徒がいる高校は対応に頭を抱える。
asahi.com:必修漏れで補習に大わらわ 卒業式の延期検討する高校も - 暮らし
前回からか、前々回からかわすれましが、指導要領が改正されていてよかったと思っている高校も多いかもしれません。未履修以外の科目で卒業必要単位を満たしていれば、ともかく履修さえさせれば済むので、授業さえ受けさせればいいわけで、試験を実施して赤点がでても問題ないですから。これが、以前のように単位修得まで要求された日には、どういうことになるのやら、赤点なので卒業不可とか、再試験を受けて、どっかの大学みたいに、卒業式に卒業証書を受け取ることができず、月末に寂しく受け取ることになったりとか。
ぷららのWinny規制では、「電気通信事業者の取扱中に係わる通信の秘密は、侵してはならない」という、電気通信事業法第4条で規定する「通信の秘密」が議論の争点となった。「通信の秘密」について高橋氏は、「ISPが通信の内容を分析して、その通信を遮断するのは、無制限には認められない」としながらも、「実際の郵便では、人に危害を与える郵便物の配達を拒絶できる。違法なコンテンツを運ぶパケットについても、配送を拒絶できる仕組みが考慮されてもいい」と訴えた。
Winny漏洩やYahoo! BB個人情報流出事件の判決を解説、高橋郁夫弁護士
25日は、東大駒場で講演したのですが、こんな報道はされなかったわけで。まぁ、会員限定の場ですから、当然といえば当然。Winnyのダウンロードが違法なのは当たり前なので、個人的にはこっちが気になります。
通信の秘密が論点のように書かれていますが、それは総務省的には問題なのであって、問題の本質は、そんなことプロバイダがやったら身動きとれなくなるということに気づいていないことではないですか。たんに媒介しているにすぎないパケットを遮断しようとなってくると、当然ホスティングの含めて、あらゆる違法情報をプロバイダはブロックすべきだということになり、違法情報を遮断する作為義務が生じて、(ホスティングもアクセスもキャッシングも)当該プロバイダがパケットを媒介した違法情報について不作為よる関与が認められて、刑事(法的)責任を負うことになるということに帰着していきます。
ぷららの担当の方に話する機会があったときに、そうなってもいいのですかとたずねたら、その覚悟はできていますということだったのですが。。。。詳しくは、まだ完成していない「アクセスプロバイダの刑事責任(2)」を参照のこと。
#いつ完成するのか、ということにはノーコメントとさせていただきますm(_ _)m
帰宅後4時間は勉強しているという福岡県の県立田川の男子生徒は「世界史を必修にしていることに問題があるのではないか。進学校には時間がなく、受験に必要ない科目はやるべきではない」と語った。
asahi.com:「補習出ない」「学校ふざけるな」 履修漏れ、受験生ら - 暮らし
こういう人に大学にきてもらいたくはないというのが率直な感想。
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