1000円という安さと10分という手軽さを売りにしている床屋さん、QB HOUSE。
[民b]民法教員のタテマエ? 2nd ed. | QBハウスが1時間後に1008円になっていたら
ともかく、髪の毛が鬱陶しくて切りたくて堪らなかったのに、忙しすぎて時間がなく、放置し放題でした。そんなとき、このエントリをみて、そういや通勤途中駅の構内にあることを思い出し、さっと切ってきました。ちょっと待ちましたが、20分、電車2本分のロスで済みました。
# なお、日本はハイパーインフレではないので、待っている間に1円も値上がりしませんでした。経費節減で千円しか使えない券売機を設置しているので、値上げするなら千円単位だな、とは思いました。それでも、今の国債乱発状況と通貨供給量からすると、ちょっと政策をあやまるだけでこの道にいってしまうでしょう。
こうやって、ネットで触発されて購入したことへの簡単な謝礼をしようというのが、おそらくもともとのアフィリエイトだったのでしょうね。そのうち、ネットとリアルにまたがるような場合でも、簡単にアフィリエイトができるようになるのかもしれません。
# σ(^_^)のサイトは、アマゾンの本を時々あげますが、これはアフィリエイトではないです。表紙をとってこれるのが便利なので、アマゾンを使わせてもらっています。
信託法関係の研究で、1930年前後のドイツの判例を読むことがあるのですが、この時代の判決はハイパーインフレに関係したものがたくさんあります。1919年に第一次大戦に敗戦し、多額の賠償金を支払うこととなったドイツは、国債の乱発に走り凄まじいインフレに見舞われることになります(これがまたナチス台頭の原因となります)。
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この時代の経済規制立法の混乱が、違法性の意識に関する学説を大きく動かしていく契機になったともいえます。この前、メツガーがいつ制限故意説へと転換したのかということをKさんと話していたのですが、ein Lehrbuchは初版が1931年、2. Aufl.が33年、3. Aufl.が49年でしたが、3. Aufl.はunveranderteとあります。そして、Kohlrausch-FSが44年でした。手元には、2. Aufl.までしかなく、3. Aufl.は確認できません(早稲田に所蔵されていなかった)が、たぶん同じものなのでしょう。それは、Moderne Wege der Strafrechtsdogmatik(1950)からも伺えます。
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