論理が破綻するとき

| コメント(0) | トラックバック(0)

 みんなが順番に負担しなければならないハードな仕事を二人でやるのか、三人でやるのかが議論になったとき、三人でやると順番が早く回ってくるのが嫌だったみたいで、どうしても二人でやりたいという人たちがいた。

 基本的な論調は、ハードな仕事なので頻繁にまわってくると研究が分断されるというもの。ま、たしかにそうかもしれない。だったら、三人でやって負担を軽くしたらいいのではと誰かが言うと、この仕事に就く以上、研究できなくて当然との反論。別の人は、三人でやったら、ひじょうに楽になって、負担が軽くなりすぎます

#これはもしものときに、労災認定の基礎になるかも。

 当事者でなかったら、このあたりでつっこみをいれていたでしょう。三人でやったら、負担が軽くなりすぎるなら、研究も分断されないし、頻繁にまわってきても問題ないでしょう、と。要は、結論ありきで議論するから、こういうことになるのでしょうね。この点を指摘しようとした人は、説明が少々まずかったこともあったのですが、なんかわけのわかんない話で封じられていました。

 論理的な説明ができないと、学生を笑えないですね。



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.tiresearch.info/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/229

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja
Loading...

2010年8月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリ

アーカイブ

このブログ記事について

このページは、Tetusya Ishiiが2007年3月 3日 03:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「<del>母</del>バカ親」です。

次のブログ記事は「病に倒れる?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。