ちょいとみたドラマの最後であったが、あいかわらず作家さんたちは、時効を正しく理解できていないようです。刑事法で問題となる時効は、刑の時効と公訴時効と二つありますが、ドラマで使われるのは、「公訴」時効のはず。
なのに、なぜ、警察官が被疑者を逮捕しただけで、公訴時効が停止するのでしょうか。今日のは、「23時59分時効停止」なんてかっこよく刑事に言わせたつもりでしょうが、刑訴法254条1項のどこに逮捕が書かれているのでしょうか。こんなのでも、ナントカ大賞とか受賞できるのですね。
近年、時効直前の犯人の確保が話題となった事件がかなりあったのに、あまりそういうことは注目されていないのですね。
だれか、公訴が時効ぎりぎりになされることを扱った小説やドラマの脚本を書いてくれるような作家はいないのでしょうか。でも、それでは、ドラマにならないとか。
時効
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