あけおめ・ことよろ

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IMG_0122.JPG  周回遅れですが、まだ小正月は過ぎていないので、松の内ということで。昨年までの大殺界では、完全に健康を害してしまい、しかも、余波は正月1週間も影響をおよぼすくらいでした。
 妻の実家では、銀杏男と思われているらしく、なんか奈良の山奥の温泉のお土産ということで、ぎんなん最中をもらいました。本郷の三原堂には、銀杏路という最中がありますが、それは三角形の形で銀杏を擬しているだけです。でも、このぎんなん最中、しっかりと銀杏の餡が入っています。そのアイデアのすばらしさゆえか、奈良県の観光みやげもの大賞に入賞するという実績もあります。手作りで、銀杏と砂糖と寒天だけの添加物なしの餡、同様に小豆と砂糖と寒天による餡を1:2で混ざらないように最中がわではさんだというものです。でも。。。





 まじめに作った分、銀杏が主張しすぎです。小豆あんのところは普通の最中です。ぎんなん餡のところは、銀杏の香りと味が強烈に広がります。まじりけなしの銀杏のお菓子というものを食べたい方にはむいています。

 あわせて置いているのは、東京羊羹のあくぬき羊羹「福寿」。砂糖のあくを抜いて純度を高めて練り上げたものだとか。たしかに甘さの風味が、砂糖でもなく、和三盆でもなく、といったところはあります。ただ、栗羊羹にしては、栗の風味があまりに薄いというか、よくある栗の甘露煮の瓶詰めと同様程度のものを混ぜ込んだ感じです。食べた感じは、餡の部分と栗の部分が一体化していますが、どうも栗の風味が薄まる方向に作用しているきらいもなきにしもあらず。もっとも、栗羊羹というと、小豆あんの羊羹のものを食べ慣れているせいからかもしれません。

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コメント(1)

「石井物産株式会社」の「柿最中」の方が上やろな。やっぱ。
http://www.a-kaki.com/

奈良っちゅうたら、柿がなるなり法隆寺、やろ?!

早くUPするように!

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このページは、Tetusya Ishiiが2009年1月11日 23:26に書いたブログ記事です。

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