2009年2月アーカイブ

にゃんにゃんにゃん

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IMG_0111.JPG  2月22日は,猫の日だったらしい。にゃんにゃんと鳴くかららしい。うちの奴らは,がぉ〜,とか,めぇ〜,とか,あぉう,とか,鳴くので,関係ないのだろう。

 おそらくもう日本ではありえないこの世の見納め,Jeff BeckとEric Claptonのジョイントコンサートを観るため,さいたまスーパーアリーナへ。ミキシングブースのすぐ後ろのステージ正面,ほぼアリーナ席という比較的よいシートでした。
 第1部:Jeff Beck1時間弱,30分くらいの休憩,第2部:Eric Clapton50分くらい,数分のセッティング後,第3部:Eric Clapton featuring Jeff Beckが約30分という構成でした。おそらくアリーナにいた人たちは,最後の30分のために高いチケットを買ったはずです。
# しかし,この間,ほとんどおしゃべりなしで,曲を演奏し,歌い続けるというのも。。。

 Jeff Beckは,やんちゃなロックで,対するEric Claptonは,大人のブルース(南部の田舎のおじさんという声もあるが)という感じでした。以前に武道館で観たときより,かなりブルースにこだわった構成であったのは確かですが,前回観たときは歌うことが中心だったのに,今回は,ギターをよく弾いていたように思います。いずれにしても,コンサートチケットの主たる購入層の年齢を反映した曲目が中心で,若い世代には,なじみがあまりないものだったのではないでしょうか。 ジョイント部も含めて全般的にブルースが強くでていたと思います。
 生初体験のものとしては,Jeff Beckとベースのお姉ちゃんとのベースの連弾(このベーシストは,ソロを聴くと,ジャズっぽいタッチでした),Eric ClaptonのLaylaのアコバージョン,そして,二人のギタリストの掛け合いといったところでしょうか。あと,Jeff Beckがライトハンド・スライドが,会場モニターに大写しになっていたので,あの高音部の出し方がはっきり見えました。
# Claptonバンドのギターのお兄ちゃんは,ときおり歌っていたのですが,ジョイント部では,Jeff BeckとEric Claptonの二人をバックギターに従えて,リードボーカルをとるというのもみれました。本人の心境は,いかなるものか,興味津々。

IMG_0155.JPG  小豆のつぶつぶ。正月に実家に帰ったとき,小豆をうりにしている某有名滋賀の和菓子屋の商品で,昔のような小豆のつぶつぶ感がなくなり,おいしくなくなったといっていたのを思いだし,なにか小豆のつぶつぶと思って,そろえたのが先斗町駿河屋の花あづき。干し琥珀の一種。ということで,似たような商品の笹屋伊織の幽寂とくらべる。
 丸い「花あづき」に対して,六角の「幽寂」。少々花あづきのほうが大きい。花あづきは,小豆を寒天で固めて砂糖をコーティングしているが,幽寂は,練り羊羹で固めて砂糖をコーティングしている(この点で,幽寂の不利は否めない)。外側の砂糖の食感がまったく異なり,花あづきは,かりかり,ぱきぱきした感じで,固いのに対して,幽寂は,じゃりじゃりと弱い食感であった。これは,砂糖の色からも判別可能で,花あづきは,中が見えるような透明感のある砂糖のコーティングなのに対して,幽寂は,濁った感じのコーティングになっている。このため,花あづきは,わたしのような不作法・不器用な者では,黒文字で切ることはできない。そのまま手づかみでぱくつくしかない。
 花あづきは,小豆がその存在感を主張し,小豆の香り,うまみでいっぱいになり,また小豆がつぶつぶしている。寒天は,つなぎの役目しかないようである。対して,幽寂は,羊羹と一体になった小豆を食べるというもので,小豆は,羊羹に埋没している気がした。これは,羊羹の量が多く,たんなるつなぎとはいいがたいところにも起因している。商品名通りなのか,小豆が幽寂を気取っている。

DSCN3358.jpg  飴の続き。お皿の上部に六角形の形をしたものが,大文字飴のべっこう。ごくごく普通の飴です。このお皿の上にある飴の中では,比較的現代的なタイプではないでしょうか。それでも,昔食べた黄金糖よりも水飴(麦芽糖)の風味が強くでていると思います。なめた感じも,あっさり,すっきりしたものです。なお,この店は,京野菜の飴を売っていますが,それは,大学でいろいろな人に分けてしまいました。かなりきちんと作っているので,おおよそどのような野菜のものかがわかるようです。

 最後に,小袋に入ったものが,御所飴のぜいたく飴です。御所飴は,三条大橋のたもと,木屋町あたりにあります。以前は,大袋のバラタイプがあったのですが,この冬には,このような小袋パックものしか扱わなくなったようです。通常の水飴ではなく,米飴をつかっているところが,ぜいたく飴の由来のようです。こちらは,大文字飴と幽霊子育て飴の中間的な味わい,風味でしょうか。
 個人的な嗜好からすると,坂東飴,幽霊子育飴,ぜいたく飴,大文字飴のべっこうという順です。
# 御所飴では,レジのそばにふと,凍みこんにゃくとじゃこの佃煮がおいてあるのをみつけました。凍みこんにゃく自体食べたことがなかったのですが,おおよそスポンジ状になったものをもどす感じだろうというのは,想像がつきましたし,実際その通りでした。結構おいしかったです。でも,飴屋に凍みこんにゃくとは,あまりに違う組み合わせです。ちにみに,凍みこんにゃくは,近年,茨城のほうが有名ですが,もとは京都の丹波のものがそちらに伝わったものだそうです。

IMG_0144.JPG IMG_0146.JPG  乾燥が続くなか、授業等で話をすると、どうしても喉がやられてしまいます。ひどいときは、それだけで高熱になり、ダウンしてしまうのです。そこで、喉を癒すべく、この時期、飴をなめるのが習慣になっています。今年は、例年のような無機質な飴ではなく、麦芽糖にこだわってみました。というのも、先々週、京都で刑法学科の関西部会があり、それにいってきたので、その際に適宜買い集めたからです。その前にも、通販で買ったものもありますが。
# 修正面倒なのでそのままですが,これは,すでに先週初めに書いたものです。


 なお、「ぶす」というのは、ぶさいくな女性ということではなく、亀屋伊織が細見美術館(平安神宮のすぐそば)で販売している最高級水飴(製造されている方は、なんともない水飴といわれていますが、高すぎます)です。狂言「附子」に由来する名前のようです。関西部会当日も、覗いてみましたが、売り切れでした。
# 写真右は,京都駅の新幹線構内にあった茶寮宝泉の薄茶と生菓子。白小豆のぜんざいにしようか悩んだのですが,喉を潤すため,こちらに。お菓子は,ういろうに柚餡だったような記憶が。。。それにしても,ぜんざいを頼む人が多い割に,白小豆は,さけられていましたが,値段が同じで,二者択一なら,大納言ではなく,白小豆でしょう。
# 写真左は,新幹線の車窓からの富士山。iPhoneのカメラの受光部がCMOSイメージセンサーによるため,電柱や建物が流れています。実は,富士山も微妙に流れているようです。

無信不立。

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「無信不立。」という論語の言葉は,たしか小泉元首相が好きな言葉だったはずです。NHKの『カンゴロンゴ』という番組の再放送を見て思い出しました。

政治で力を得るには信頼だ。首相、首相の発言に信頼がなければ戦えない。

[From 小泉元首相:政権批判発言(要旨) - 毎日jp(毎日新聞)]

 国政に限らず,会社や大学といった身近なところでも,トップの在り方として大事なのかもしれません。政治学などでは,論語などあまり意味がないとされるかもしれませんが,最近,いろいろなことをみるにつけ,特に実感します。。。

そうだ 京都、行こう。

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IMG_0145.JPG  mixiでのライブ日記ではなく,3週間遅れの京都出張余話。出張というのは,もちろん刑法学会関西部会。観光ではありません。

 で,京都の冬の名物は,なにか?といわれて,酒蒸饅頭と答えたわりには,今回のお土産は,蕨餅特集でした。ほかにも,すぐきや日野菜なども買いましたが。
# そういえば,冬のお土産には,すぐきがあったなぁ,と今頃気づく。。。

虎だ

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 飼い猫のジュニアへの5種ワクチン接種をお願いしにいったときに,獣医さんが一言「猫も,6キロを超えると,小さな虎ですね。」。。。。たしかにテレビ等で流行っているデブ猫でなしに,個体としてそもそもその大きさなのです(ちなみにジュニアは体重6.5キロ。胴体の長さ70センチくらいです)が,猫に見えないのでしょうか。そういえば,子猫の頃の写真をみて,動物園の飼育係の人が,自宅で虎の子供の面倒をみているのだと思ったといった人がいましたっけ。

 虎だ,とらだ,......とらや,虎屋m(_ _)m
IMG_0129.JPG  関西部会に行った折,某漢字大好き先生から,京都の冬の土産は何か,ときかれて,酒蒸饅頭じゃないですか。虎屋饅頭とか,と答えました。たぶん,虎屋饅頭などの酒蒸饅頭は,お菓子屋で,麴から発酵させて,饅頭を作っているのだと思います。これに対して,写真のまつ月の酒蒸饅頭「中馬街道」は,お酒と酒粕から,酒蒸饅頭を作っているようです。そのためか,麴よりも酒粕の香りがまずきます。生地にも若干酒粕の名残が残っていて,ものによっては,酒粕の食感の主張がなされます。全体としては,よくまとまっていて,美味しいのですが,これを通販で,この金額を出して買うということは,ちょっと考えられないかな,という感じです。今回は,特売で,送料込み6個1000円,わらび餅の同梱可だったので,買いましたが。

 わらび餅がでたので,次回は,たぶん蕨餅。

どちらに依拠するか

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 週末は、食事とメールチェック以外ほとんど寝まくりで、48時間中40時間以上ねていたのではないかというくらいの今日この頃。土曜日はどこへいったのか?

合格者数は以前は500人程度だったが、07年は新旧試験を合わせて2099人、08年は同2209人と計画に従って段階的に増えている。一方で、弁護士の「就職難」が表面化。「法曹の質の低下」を懸念する声もある。

[From asahi.com(朝日新聞社):「法曹増員、数年は抑制を」現状と同水準、日弁連提案へ - 社会]

 提言にどうこういうわけではないですが、数字の見方は、いろいろあるのだということです。たしかに、ここ数年の司法試験合格者数は、下記の通りです。

新旧司法試験合格者数
試験年度 新司法試験合格者数 旧司法試験合格者数 合計
平成20年度 2065名 144名 2209名
平成19年度 1851名 248名 2099名
平成18年度 1009名 549名 1558名
平成17年度  --  1464名 1464名

高齢化

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現在の音楽界では彼女に限らず、歌手・アーティストの高齢化が進んでいる。

 こうした傾向の背景には、CDのメイン購買層の高齢化という事実がある。日本レコード協会によるレポート(2007年調査分)によると、現在、CDセル市場で最も大きなシェアを占めているのは50~60代で、全体の約38%。そこに30~40代のシェアを合わせると、CDセル市場の約65%をミドル~シニア層が占めていることになる。CDパッケージの売上で稼ぐレコード会社にとっては、レンタルや楽曲ダウンロードを好む傾向にある10代よりも、利幅の大きいアルバムを律儀に買ってくれるアダルト層はありがたい顧客。だからこそ、各社はそうした世代が好むようなアーティストの育成に力を注ぐのだろう。最近増えている、バンド再結成や復活劇もその一つだ。

[From ランク常連は中年ばかり!? J-POPアーティスト高齢化のワケ : 日刊サイゾー]

IMG_0158.JPG  J-POPだけでなく、日本における海外アーティストもそうかもしれません。来日アーティストをみても、高齢化しているような気がしなくもないです。まさに、興行主のこのような策略にまんまとはまって、下旬にさいたまアリーナへ行くことにしました。金額的にも、10代向けとはいえないです。Jeff BeckとEric Claptonなど、おじさん世代にとって、日本ではなかなかみることができない垂涎もののジョイントだと思います。ただし、いずれもすでに60代半ばですから、小田和正より年をくっています。休憩2回の3部構成がシニア向けでよいかもしれません。
 なお、コンサートのチケットは、通常のものではなく、特別仕様で、二人の姿がプリントされています。そのため、文字が見にくくなっています。

赤川鉄橋

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 ようやく城東貨物線が旅客線として生まれ変わるみたいですが、あと10年近く先なのか、それとも新大阪まで部分開業して、さらに延伸するのか、どちらなのでしょうね。

大阪府東部と新大阪駅を結ぶ路線として整備中のJRおおさか東線(久宝寺―新大阪)が大阪・梅田北ヤード地区に乗り入れるルートで建設されることが31日、分かった。西日本旅客鉄道(JR西日本)などが新大阪駅止まりの従来計画を変更、約150億円を追加投資して大阪駅近くを通る梅田貨物線につなげる。2018年度までの全面開業を目指す。

[From JRおおさか東線、北ヤード乗り入れ──2018年度までに開業、150億円追加投資 | 日経ネット関西版]

 このおおさか東線は、城東貨物線を複線化し、旅客線化しようというものです。城東貨物線といえば、個人的には、赤川の鉄橋(十八門鉄橋)です。城東貨物線は、赤川鉄橋で淀川を越えるのです。今は、どうかわかりませんが、小学生の頃のこの橋は、ひじょうに老朽化しており、さびて、赤い色をしているから赤川の鉄橋というのかというくらいでした。また、この鉄橋は、鉄道橋専用ではなく、側部に人道橋が併設されているのですが、この板張りの橋も、部分的に木材が腐って、穴があいていいたりして、「関根橋」とはいかなくとも、小学生にとってはわたるのに少々躊躇を覚える状態でした。当時は、人道橋を渡っているときに、貨物列車が通過するとひじょうに揺れて、怖い思いをした覚えがあります。

 期末案件が山積みのなか、体調が悪く、悪寒と全身に筋肉痛にさいなまれる今日この頃。先々週の金曜日には、久方ぶりに原宿へ。東郷神社の隣にあるセコム本社へ、助成金の面接審査に行ってきました。もっとも、代表は、σ(^_^)ではなく、そのサポートといったところです。結局は、不作為によるサポートでしかなかったです。とりあえず、内定連絡が先週あったので、結果オーライということで。。。
 これで来年度は、余裕をもって本を買うことができそうです。

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