ようやく城東貨物線が旅客線として生まれ変わるみたいですが、あと10年近く先なのか、それとも新大阪まで部分開業して、さらに延伸するのか、どちらなのでしょうね。
大阪府東部と新大阪駅を結ぶ路線として整備中のJRおおさか東線(久宝寺―新大阪)が大阪・梅田北ヤード地区に乗り入れるルートで建設されることが31日、分かった。西日本旅客鉄道(JR西日本)などが新大阪駅止まりの従来計画を変更、約150億円を追加投資して大阪駅近くを通る梅田貨物線につなげる。2018年度までの全面開業を目指す。
[From JRおおさか東線、北ヤード乗り入れ──2018年度までに開業、150億円追加投資 | 日経ネット関西版]
このおおさか東線は、城東貨物線を複線化し、旅客線化しようというものです。城東貨物線といえば、個人的には、赤川の鉄橋(十八門鉄橋)です。城東貨物線は、赤川鉄橋で淀川を越えるのです。今は、どうかわかりませんが、小学生の頃のこの橋は、ひじょうに老朽化しており、さびて、赤い色をしているから赤川の鉄橋というのかというくらいでした。また、この鉄橋は、鉄道橋専用ではなく、側部に人道橋が併設されているのですが、この板張りの橋も、部分的に木材が腐って、穴があいていいたりして、「関根橋」とはいかなくとも、小学生にとってはわたるのに少々躊躇を覚える状態でした。当時は、人道橋を渡っているときに、貨物列車が通過するとひじょうに揺れて、怖い思いをした覚えがあります。
ただ、私の住まいから、淀川の対岸へいくには、無理に赤川の鉄橋を使う必要はなく、豊里大橋を使えばよかったわけですから、鉄橋近辺に住んでいる人以外には、それほど重要な橋ではなかったでしょう。もっとも豊里大橋も、大阪万博の年にできたもので、それまでは、平田の渡しという渡船(20人くらいしか乗れないもの)でないと淀川を渡ることができなかったわけですから、その意味では、赤川の鉄橋も重要な交通路だったのかもしれません。 # 廃止されるときの乗船記念券をもらったはずですが、どこへやったのでしょう。
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