どちらに依拠するか

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 週末は、食事とメールチェック以外ほとんど寝まくりで、48時間中40時間以上ねていたのではないかというくらいの今日この頃。土曜日はどこへいったのか?

合格者数は以前は500人程度だったが、07年は新旧試験を合わせて2099人、08年は同2209人と計画に従って段階的に増えている。一方で、弁護士の「就職難」が表面化。「法曹の質の低下」を懸念する声もある。

[From asahi.com(朝日新聞社):「法曹増員、数年は抑制を」現状と同水準、日弁連提案へ - 社会]

 提言にどうこういうわけではないですが、数字の見方は、いろいろあるのだということです。たしかに、ここ数年の司法試験合格者数は、下記の通りです。

新旧司法試験合格者数
試験年度 新司法試験合格者数 旧司法試験合格者数 合計
平成20年度 2065名 144名 2209名
平成19年度 1851名 248名 2099名
平成18年度 1009名 549名 1558名
平成17年度  --  1464名 1464名

 これを司法修習の期(修了年度)で見てみると、次のようになります。まぁ、すべての合格者が修習に行かないとしても、新旧60期からは微減あるいは横ばいということになります。こちらのほうは、修習の修了時期が近接しているのですが、どっちをみるとよいのでしょうか。

修習年度 合計
63期  ? 名 144名  ? 名
62期 2065名 248名 2313名
61期 1851名 549名 2400名
60期 1009名 1464名 2473名
なんか、修習のキャパが2500名くらいに設定されているようにも見えます。

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このページは、Tetusya Ishiiが2009年2月 9日 01:10に書いたブログ記事です。

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