そうだ 京都、行こう。

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IMG_0145.JPG  mixiでのライブ日記ではなく,3週間遅れの京都出張余話。出張というのは,もちろん刑法学会関西部会。観光ではありません。

 で,京都の冬の名物は,なにか?といわれて,酒蒸饅頭と答えたわりには,今回のお土産は,蕨餅特集でした。ほかにも,すぐきや日野菜なども買いましたが。
# そういえば,冬のお土産には,すぐきがあったなぁ,と今頃気づく。。。

IMG_0151.JPG  まずは,関西部会の会場が平安神宮のそばだったので,まっすぐ南に歩いて,吉水園へ。ここは,京おんなといういろいろな味の餡に求肥をまいて,砂糖菓子の粒をまぶしたお菓子で有名なところです。事務の方のお土産には,求肥餅の本来の味が楽しめる椎餅を買い求め,自分用に本わらび餅を購入。この本店では,わらび餅を二種類あつかっており,比較的保存のきく密閉タイプと箱にそのまま入れられた「生」?タイプがあります。とりあえず,賞味期限が明日までということで,生タイプを買いました。
 このわらび餅は,わらび粉だけでなく,うすくこし餡を混ぜているようです。かすかに小豆の味がしました。柔らかめでぷるぷるした食感ですが,とろけるようではなく,もちぃっ,さくっというような感じというと誤解を招くでしょうか。
# 生タイプですが,漬け物を買うため,京都伊勢丹の地下をぶらついていたら,七条甘春堂の京豆水をすすめられましたが,こちらも本店(近くにもう一軒別の甘春堂があり,両者の関係が気になるところですが)に行くと,生タイプがあるのですよね。

IMG_0149.JPG  ところで,この吉水園の本わらび餅は,帰った日の翌日に食べることになりました。吉水園をあとにして,三条通を西へ向かい,先斗町を下って,先斗町駿河屋で,さらにわらび餅「ひと口わらび」を買い求めたからです。こちらのわらび餅が,実は本来のわらび餅の形で,漉し餡をわらび餅でくるんできなこをかけたタイプです。こうなってくると,上生菓子に近くなってきます。全部わらび餅では,芸がないので,草餅も合わせて買うことにしました。わらび餅は,口に入れると,ほろほろととろけてきなこ・漉し餡と一体となってしまいます。これを食べると,もうほかのわらび餅を食べることはできなくなりそうなくらいです。漉し餡は,ひじょうにあっさりとして,わらびの風味を引き立てるかのようです。
 草餅は,あんこがすこししっかりしており,くるむ餅によりあんこの加減をしっかりとあわせており,それがうまい具合のあわせ方のように思いました。よもぎの風味も強く主張しないところが,この店の特徴なのでしょう。

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このページは、Tetusya Ishiiが2009年2月14日 01:15に書いたブログ記事です。

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