Zürich - fliegend

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IMG_0347.JPG  先週は,シュワちゃんと話をするため,チューリッヒに行ってました。とはいえ,到着前日に起きたポランスキー監督の身柄拘束で,取材責めにあっており,かなり忙しかったようです。

 ちなみに,ポランスキー監督の拘束に関しては,スイスと米国の犯罪人引渡条約により,双方可罰主義が原則とされるなか,請求国である米国法に従って訴訟的な判断をする必要があり,スイス法ではすでに時効となる本件行為であっても,米国法では時効がないため,スイス当局は,これにしたがって行動することになるそうです。ポランスキー監督にとってチャンスは,司法取引にでるくらいしかないのではないかということですが,30年以上前の手続では,司法取引をしたのにこれを裁判所に裏切られたとなっては,これも難しいと思っているのではないでしょうか。
# 詳細は,わかりませんが,米国から出国したのは,司法取引で判事に裏切られたのが大きいのではないでしょうか。

IMG_0337.JPG IMG_0339.JPG IMG_0344.JPG  チューリッヒ大学は,昨年,175周年だったそうですが,法学部(大学全体ではなく)の図書館は,ひじょうに近代的なデザインと建築になっていて,他学部の学生にも人気の場所だそうです。100年以上前の建物の中庭にすっぽりと図書館をはめ込む形で作られており,従来の建物とは2箇所で固定されているだけだそうです。そのため,わずかに揺れを感じるとか。中央部は,吹き抜けになっており,閲覧席・自習席が,吹き抜けを囲むように設けられています。上部は,ガラスのドーム状になっていますが,そのデザインは,「正義の目」というそうです。ひじょうに近代的な図書館でした。

IMG_0336.JPG  チューリッヒの街中をめぐるなら,1日乗車券があれば,というか,1日乗車券は,必須かもしれません。私の宿泊した大学近くのホテルから,チューリッヒの繁華街まで片道4スイスフラン。1日乗車券なら,市街地ゾーン乗り放題で8スイスフランです。なお,日本と違って,この1日乗車券,停留所の券売機で時刻を刻印して,その時刻から24時間有効なのだそうです。市街地は,トラムがはりめぐらされていますから,これでおおよそのところへ行くことができるでしょう。山へ登るとかは,もちろんだめですが。。。帰国時には,トラムで空港まで行きました。おおよそ30分。空港へ向かう路線の沿線には,UBSやZURICHなどの金融会社が建ち並んでおり,さらに高級車ディーラーも一緒にありました。街中でも,BMWやメルツェデスのほうが多いのではないかと思うくらい,これらの車種が走っており,ポルシェもちらほろ,さらにはフェラーリも数台目撃しました。いや,金持ちが多そうです。
IMG_0335.JPG  ちなみに,宿泊したホテルは,デザイナーズホテルのようで,室内は,ラブホテルのようなカラフルな照明,エレベータは,写真のような電話のボタンのような階数ボタンです。欧州ですから,地上階は0を押さないといけません。ホテルでは,Gとかになっていることが多いので,間違いにくいのですが,こうなると,つい間違って1を押してしまいます。スイスですから,エレベータのメーカーは,当然,シンドラーです。
# シュワちゃんが,図書館のエレベータで地上階に行くとき,1を押したことは,秘密です。日本人と話していて,日本と間違ったといってましたが。。。

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このページは、Tetusya Ishiiが2009年10月 4日 06:32に書いたブログ記事です。

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