西田典之『刑法総論』(弘文堂)

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 待望の刑法総論がでました。σ(^_^)がこのような道を選ぶ契機を与えてくださった先生といえます。学部三年の時のゼミで、あなたの報告は99%よかったけれど、最後の1%が全部を台無しにした、といわれたことは、いまだに夢に見ます。

# まえがきには、決断がつかないときは、in dubio pro Hiranoとされてきたとのことですが、σ(^_^)の場合は、in dubio contra Soneだったかもしれません((((((^_^;) ススッ

 かなり読み応えがある本です。自認されているように、共犯論はモノグラフ集になっています。なお、Winnyをダウンロードできるようにした者については、概括的幇助犯が成立すると書いてあります。通説からいくとそうなるだろうということは、以前簡単書いたとおりです。

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コメント(1)

iusは、ここに待望するはずだった。

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