ださいかどうかはともかく、小西暁和「『虞犯少年』の概念構造(1)〜」早稲田法学79巻3号123頁、80巻1号111頁は、これまであまりかえりみられなかった虞犯について、立法史からはじめ司法、行政の側面での分析をおこなうもの。(3)まででていたと思っていたのは、記憶違いか。研究報告を聞いていたので勘違いしているのかもしれません。
おそらく、少年担当ジェイのつぶやきで触れられている改正についても、きちんとした検討がなされるものとおもいます。論文のほうは、かなり理論的に詰めていこうとしていますので、ぐ犯概念の敗北?以降のエントリと対比して読んでみるとおもしろいかもしれません。
# ほかにも、領得行為、通説の故意概念に内在する幻覚犯と不能犯の混同の話、独禁法関係の保護法益の話などいろいろネタはあるのですが、忙しすぎて書ききれません。ひまになったらまた。