昔の教室は黒板に白墨・チョークでした。私の指導教授は、授業のあとチョークの粉をはらうのが一つの儀式だといわれてました。今でもチョークで書く黒板は残っていますが、比較的新しい設備となると、ホワイトボードになります。私は、喘息のけもあるので、ホワイトボードが好みです。チョークを使う部屋は自分で使用しなくとも咳き込みがちになり、嫌いです。
では、ホワイトボードの次にくる板書のシステムは何でしょうか?
法政の外濠校舎の新教室で授業をしたときに気づきました。ガラス黒板です。使用するものは、おそらくホワイトボードと同じもの(もしかするとインクの成分が異なるでしょう)です。それだけなら、たんに板がプラスチックからガラスになっただけです。でも、このガラス黒板は、プロジェクタのスクリーンも兼ねているようです。試していませんが、教室の設備をチェックするかぎり、その機能があるはずです。
ということは、スクリーンに投影したものにさらに板書を追加することができます。パワーポイントのスライドだけではうまくできないところを補うことができます。こちらのほうが書きにくいタブレットPCよりも抜群に使いやすいし、きれいに提示できるのではないでしょうか。
コイツもそうだが。典型的な大蔵官僚!