赤い靴軍団との集い

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 あけおめことよろ。

 数日、雑務をしないでいたので、精神的疲労がかなり改善されました。2日の夜には、頭書の集いもありましたし。

 高校1年のクラスでの同窓会をする、ということで、幹事の方から、帰省の折に飲み会に参加しないかと誘われて、いってきました。要は、当時、赤い靴を履いて、ぶりぶりしていた人たちが主体となって、クラス会をするのだそうです。たしかに、教室を隔離された変わったメンバーそろっていましたから、印象に残っているのかもしれません。

 圧倒的なパワーに気圧され、結局、男性の同級生の連絡係を押しつけられてしまいましたorz

囚人のジレンマ
囚人のジレンマ
みすず書房

 あとから参加したお医者さんの昨年読んだ本の中で、一番のおすすめだそうです。個人的には、『博士の愛した数式』のほうが好きです。日本人だからでしょうか。
 もしかしたら、囚人のジレンマをはじめとしたゲーム理論などや厚生経済学などで、法理論・法政策を実現しようという考えが嫌いだからかもしれません。
 それぞれの理論や考えに特に異議を唱えるわけではないですし、それほど理解しているわけでもないですが、どうしても数学や経済学の理論というのは「所与の条件の下で」という限定がつきまとっているように思えるのです。
 そうすると、所与の条件からはずれたところにいる人たちは切捨てることになるのではないのか、そうでないということの証明はされていないのではないか、という疑念を払拭できません。法学の重要なところは、個々の人格(権利・義務の帰属主体)にまで配慮したところにあって、個性を捨象したところには、法の不毛地帯しか残らないような気がしています。

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校正の嵐で、大学「酔い」とよみちがえた。
「どんなささいな間違いでも見つけたら
昼をおごる」と言うと
魔法のように本の間違いは消える!
そやけど、千葉 行ったときは、
砂嵐で畑に茶色の竜巻がまいてて、
恐ろしいところやなあ、
との印象しか残ってーしません。
同じ水色?の電車でも、えらいとこ
走ってるなあ、とオモたね。

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