相撲というけど。。。

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 時津風部屋関係者らの証言で、斉藤さんが暴行を受けた際の様子が明らかになった。斉藤さんは死亡前日の6月25日、愛知県犬山市の部屋から“逃亡”。兄弟子らに連れ戻され、夕食時に罰として時津風親方の後ろに正座させられた。時津風親方は午後7時頃、飲み終わったビール瓶で斉藤さんの体を数発殴り、最後は額を強めに殴って出血させると、兄弟子らに「おまえらもやってやれ」と指示。3人が30分以上、素手や金属バットで暴行を加えたという。

 翌26日の朝稽古後、親方の指示で兄弟子4、5人が斉藤さんとぶつかり稽古を始めた。1時間以上続けた後、戻ってきた時津風親方は、ぐったりした斉藤さんを見て「後はオレ1人でみるから、おまえらは風呂に入れ」と兄弟子らを遠ざけた。約20分間2人きりだったが、介抱するなど救護措置は行われなかった。

 その後、親方に呼びつけられた兄弟子らが意識がない斉藤さんを発見。あざが浮き出て体全体が土気色だったという。水や湯がかけられたものの意識は戻らず、弟子たちは「救急車、救急車」と騒ぎ始めた。親方はすぐに呼ぼうとせず、同日午後0時50分頃にようやく119番通報。斉藤さんは午後2時10分、搬送先の病院で死亡した。

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 これが事実なら、やくざの世界とあまりかわらないのでは?足を洗いたいといった者を兄貴分がリンチしているのと同じようにみえるのは、気のせい?兄弟子らの年齢にもよるが、そのへんの怖いお兄さん、ヤンキーのグループの暴力事件と変わらないといってもいいかも。なんか、相撲部屋とかいっているから、そう思わない人も多いのかな?

 記事の最後のところはちょっと気になるといえば気になるところ。東京地八王子支判昭和57年12月22日(たぶん)では、住み込み従業員に暴行を加え、重傷を負わせて、重篤な状態になったにもかかわらず、医師による治療を受けさせなかった事案で、不作為による殺人を認めてるはずです。事実関係によるのだろうけど、傷害致死だけでなく、殺人も視野に入れなくていいのか、いけないのか。。。

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コメント(2)

相撲部屋リンチ死亡事件と名前をつけるべきでしょう。
予科練の第一期では、リンチする上の者がいなかったので、同期でリンチのやりあいをしていたと言ってました。
美しい日本の伝統じゃないのかとおもいます。

「つぎ」と「こんど」については、「今度の次」はありえるけど、「次の今度」はないから、「今度が先」と教わりました。。。遠い昔。
エスカレータでの立ち位置も左右逆だし、何かと違いますよねー、西と東の慣習。

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