旬の食べ物

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 この時期(もう時期はずれに近いかもしれない)、やたら食べたくなるものが、春の食べ物。一般の人がどのようなものを春のものと思うのかわかりませんが、私の場合は

  • 若ごぼう
  • かますご

どちらも大阪の食べ物なので、まず東京では手に入りません。だから、ここしばらく食べていないものです。
# かますごは、神戸もあるなぁ。


 若ごぼうは、河内のほうで栽培されている葉っぱと茎を主に食するものです。これをざく切りにして炒め煮にしたものは、まさに春を感じさせる香り、独特の食感です。タラの芽、ふきのとう以上の鮮烈な春の香りを感じます。


 かますごは、最近、釘煮として広まってきたいかなご(新子)の成魚です。春になると、これを釜揚げにしたものがでまわるのです。それを網であぶって、三杯酢、二杯酢でたべるというもの。この時期、東京方面では、しらすを喜んで食べますが、それと同じようなものです。軽くあぶると、香ばしさがでておいしいのです。幼魚のいかなごの釘煮もいいですが、それより私は、かますごをとります。
 ちなみに、いかなごの釘煮も、出始めの小さいものが柔らかくて美味しいですね。

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中国産冷凍餃子は、もう旬じゃないかもしれません。贖罪なき食材ですが。

総本家駿河屋はそもそも伏見の菓子屋で秀吉ゆかりのお店なのです。
明治時代までは東は堀川、南は五条、北は丸太町までが京都市外で外は田んぼだったんですね。で、伏見はむしろ京都より力があった。だから、市電が走ってたころまでは、まだ伏見の人は「伏見は伏見」という気概があったんですね。そしてここでのキーワードはやはり「太閤はん」です。駿河屋を首位に選ぶところ、やはりあの血は水よりも濃いのでしょうか。
ところで、メインのお茶なんですけど、入間のお茶は最高においしいと思います。あの辺は霧が降りて養生され夏暑く宇治より宇治らしいからでしょうか(残園なことにダイオキシン騒動ですっかり評判落ちましたが)。

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このページは、Tetusya Ishiiが2008年4月25日 00:44に書いたブログ記事です。

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