手土産にもらいたい和菓子

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日経新聞の土曜日に織り込まれるplus1のランキング。今回は、「手土産におすすめの和菓子」でしたが、Myランキングに。なお、日経Plus1のランキングは、百貨店等で容易に手に入ることが条件のようですが、それも無視。

  1. 先斗町駿河屋の「小豆」。
     日経の1位は、ザ・羊羹ともいうべき、とらやの「夜の梅」。同じ練り羊羹なら、先斗町駿河屋の小豆が好み。こちらのほうが、小豆のうまさと貴賓を感じられる甘さがあるように思われる。

  2. 長久堂の「きぬた」、求肥の詰め合わせ。
     長久堂の求肥の食感、歯ごたえが一番好みの求肥ということ。ここの干し琥珀の寒天の食感・崩れ方、寒氷もよい。邪道かもしれないけど、寒氷はしばらく口に含んで舐めて柔らかくなってから食べるのが好き。求肥好きの身としては、鶴屋吉信の「柚餅」も捨てがたい。こちらは、手軽な感じ。

  3. 鶴屋吉信といえば「京観世」。
     日経のランキングには9位に鶴屋吉冨の「雲龍」が入っています。おなじ村雨と小豆の巻物なら、個人的には「京観世」です。村雨と小豆をストレートに味わえるということで、評論家の人たちにとっては、あるいはありきたりの味なのかもしれません。

  4. 高麗橋菊屋のもなか。
     皮の香ばしさとどっしりとしたあんこ。満足感、充実感ともいうことなし。菊屋では、ほんとうは薯蕷饅頭が好きなのですが、近所でないと手土産には難しいということで除外。

  5. 亀廣永の「したたり」。
     寒天好きなので。黒糖寒天というシンプルな竿もののお菓子です。寒天に黒蜜を賭けて食べたときの味と似ています。でも、寒天の磯臭さはなく、寒天の食感というか噛んだときの崩れ具合が最高です。こういった食感は、増粘多糖類や凝固剤を多用したお菓子では、ぜったいにありえないものでしょう。シンプルなのに、ひじょうに上品に仕上がったお菓子です。

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> 東は堀川、南は五条、北は丸太町までが京都市
西は堀川では?
これは、私が子供の頃にも言われていたことで、特に五条より南、堀川より西については、柄の悪さもあいまって、こわい場所なので、有名なお寺さん以外はいってはいけないところといわれました。

総本家駿河屋の羊羹は、普通の羊羹しか食べたことがありません。普通の羊羹なので、普通の味です。ここの一番高い羊羹や伏見羊羹(伏見の店限定品らしい)は、もっと違う味なのかもしれません。

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このページは、Tetusya Ishiiが2008年4月27日 19:49に書いたブログ記事です。

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