春日通り沿いのバスに乗って帰宅する際の出来事。女子大附属小学校の生徒で結構混んでいるなか、さらにその附属幼稚園の園児と母親連中が乗車していました。あるバス停で、その母親の一部と子供が下車したのですが、後ろに多くの人が下車しようとしているのに、バスの出口を二組の母親と子供がブロックして、下車した友達と(^.^)/~~~としばらくして、後ろの人たちがおりることができず、おりるといっている客が隙間からおりようとするのをにらむ始末。
どっちが悪いんでしょうかねぇ。
次は、学芸大付属竹早小学校の生徒らと母親。たくさん乗車するので、奥に詰めるように運転手がいっているのに、入口のところでたむろして詰めない生徒と自分の子供がそれをしていてもきちんと注意しない母親。さらに、次のバス停で扉が開いているのに、出口を完全にブロックしている生徒達とそそれを注意しない母親。
どっちにしろ、他の人のことをもうちょっと思いやる心(これをモラルというならモラルでしょう)が必要ではないでしょうか。まぁ、この母親にしてそのこあり、というのはお受験の人たちでも変わらないようで、「美しい日本」はやはり必要なのかも(笑)。美しい日本のために教育改革をしなければならないなら、公立学校にいろいろいう前に、まず足下の国立大附属小学校からやる必要があるのではないでしょうか。>安倍首相
勉強できればいいってもんじゃないですからね。
2007年2月アーカイブ
大手監査法人のみすず監査法人(旧中央青山)は19日、新日本など大手3法人などに監査業務をほぼ全面移管する方針を固めた。3月期決算企業の監査が終わる夏以降、所属会計士や一般職員らを他法人に受け入れてもらう。みすずはカネボウや日興コーディアルグループなど監査先企業で不正会計が相次ぎ信用が低下していた。
エンロンでアンダーセンが潰れたように、問題のある監査をしたところはそれなりに責任をとってもらうという仕組が、ようやく日本にもみられるようになったということか。本来なら、株主や債権者は監査法人にも損害賠償を追求してよいのではないかとも思う。今はどうか知らないが、以前きいたところでは、会計事務所のパートナーは無限責任らしいから、全パートナーの財産を全部かき集めれば、それなりの賠償の支払いはされるようにも思う。
なぜ、そういうことが必要かといえば、
みすずは特別目的会社(SPC)に関する会計処理が問題となっている2005年3月期に日興を監査していた。だが今年夏の分裂で誕生したあらた監査法人に、日興の監査チームが移籍。日興もみすずを見限り、夏からあらたに監査を依頼している。
旧中央青山で日興を担当して問題の監査をやった人たちは移動して安定した地位にいる。むしろ金融機関に強い監査陣がいるということで、売り出しているかもしれない。つまり、問題となった人たちは実は責任をとっていないことがわかる。素人目には、ずさんな監査をしていて、なにも責任をとらないでいてよいという日本の会計事務所の伝統はいきているのであろうか。
今日、大学で同僚と雑談していたら、とある会議で、法学の教員は、種々の規則の適用とかあてはめについては、趣旨に鑑みて柔軟に対処するのに、他の分野の教員は、杓子定規に規程を使おうとして苦悶したり、その不適切さに悩んだりして、会議が進まない、という話になりました。
たしかに、世の中、そんなんにマニュアル通りに動いているわけでなく、諸般の事情を考慮しないといけないのです。逆に、根幹部分や基本原理のところはかなり重視して、いろいろ議論することが多いです。
# 新司法試験のヒアリングで、論点主義的な勉強が悪いとかいわれていますが、問題はまさにマニュアルとして論点をとらえ、事案性質に応じて柔軟に考えないところが問題なんでしょう。そういう人たちは、どこかのファーストフード店の店員向けマニュアルと同様、あらゆる事態を想定した分厚いものが必要になるのでしょうが、法実務でそんなのは使えないでしょうね。
この話と同様のことを実は遥か昔、学生の頃にきいたことがあります。それは、西原春夫先生の刑法の講義の最終回で、試験に関することを話されていて、学内行政の会合での同様のエピソードを紹介されつつ、「3行で書け」という問題を出題するということで、その解答方法について話されました。この話の中身が何か想像できるでしょうか。
洋楽のほうはValentineは人の名前。ちょっと風変わりな容貌なのか、それでも、そのまま変わらないで、みたいな歌だったような。Buck-Tickのほうが今日の歌なんでしょうね。My fuckin' Valentineというのもありますが。。。
ゼミ生からもらったチョコ達。左手のものは手作りだとか。美味しゅうございましたm(_ _)m
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任理事の秋庭悦子さんは、「消費者側が説明書をよく読んでいない場合があるのは事実。ただ、死亡者まで出ている以上、リンナイは早期に情報を公開し、消費者に危機感を持たせるべきだった」と指摘。製造物責任(PL)法に詳しい杉浦英樹弁護士も、「メーカーには事故情報を広く公開し、再発防止を図る責任がある」と話す。
リンナイ事故、「注意喚起早ければ」と批判の声 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ガス機器メーカー「リンナイ」(名古屋市)製のガス小型湯沸かし器を巡る一酸化炭素(CO)中毒事故で、最初の中毒事故が発生した00年1月以前の99年に、同社は事故機種の不完全燃焼防止装置が作動しないケースがあることを把握していたことが10日、分かった。
リンナイCO中毒:99年から不具合把握 点検・回収せず−事件:MSN毎日インタラクティブ
室内に燃焼排気をするタイプのものについて、換気をするかしないかが大事だと思っていたのは間違いで、喚起することが大切みたいですね。そのうち、不完全燃焼防止装置の完備した高価な卓上コンロやガスコンロ、はては不完全燃焼防止装置つきひばちとか、かんてきとかでないと販売できなくなりそうです。
ということは、すくなくともすでに販売されてしまった不完全燃焼防止装置の付いていないコンロを販売した会社は、換気扇をまわして調理しましょうと一軒一軒注意喚起しないと、マスコミからけしからんと非難されるのでしょう。
あるいは、へたに不完全燃焼防止装置をつけるからその不具合が非難されるわけで、安全装置など一切つけないでおくほうがよいのかもしれません。こういった器具の場合、使用した人の不注意による事故の減少という思いやりでつけていたのであって、積極的に換気しないで使用して良いという意味でつけていたのではないと思うのです。
千葉大学の校友会が在学生、教職員、校友を対象にしたSNSの試験運用をはじめている。ここは、登録時に本人確認と資格確認をおこなうので、この点においては、mixiのような匿名性はないともいえる。問題は、ある女性が、実名がつねに表示されるのは問題ではないかと管理者に質問したことから始まった。
ともかく、当初、管理者は、健全なコミュニケーションの一点張りで、匿名のコミュニケーションはだめだという回答しかしなかった。なんとなく、どこかのマスコミの盲信か受け売りのような気配がしたので、ちょっとつついたら、案の定という感じで、匿名か実名か二元論的な思考であった。
# 参加者に実名を強制的に表示させるのに、管理者はだれか表示しないでよいというのもちょと変な気がする。
だいたいなにが「健全なコミュニケーション」かがわからないし、じゃぁ、匿名ではそのようなものが成立しえないのかというと、そうでもなかろう。15年くらいインターネットでコミュニケーションをしてきたが、実名がわからない相手とコミュニケーションすることが、不健全なコミュニケーションといわれてしまうのは、どうもなっとくがいかない。つついてみてわかったのは、運営にタッチしている年寄りは、具体的になにが健全かなんてあまり考えていないということであった。匿名=悪の発想でしかなった。
# 鬱陶しいfjとかに参加しなかったことが不健全なのかもしれないorz
ようやく出張もおわりました。出張前に期末試験を済ませ、刑法総論はついでに試験解説の授業までやってしまいました。例年は、試験期間終了後の補講期間にまとめて、全科目の試験解説をしていたのですが、例年以上の出席者でした。
# 火・木二回授業で、火曜日の試験日が一週間早いという変則日程のため、火曜日に試験をすると、同じ週の木曜日に授業をしなければならないため。木曜日の授業内試験だった刑法各論のほうは、試験解説の告知を忘れてしまいましたm(_ _)m
因果関係と錯誤と実行の着手をしぶとく、あちこちで話をしたせいか、監禁致死の因果関係の判例をアレンジした問題を選択した学生からは、怨嗟の声があったかも。それでも、今年はひじょうに熱心な学生が多く、メールでの質問や授業外での質問がかなり多かったです。試験解説後にメールで質問を受けたのも初めてです。
というか、ちょっと熱心だったので、途中から授業のレベルをアップして、深く追求したので、難しかったのかも。そのため、共犯が概要で終わってしまいました。
# おかげで、今年もまた、共同正犯における工藤静香の理論を言いそびれてしまった○| ̄|_
大学にこもって採点しよう